野浦麻帆
愛犬:はるちゃん(14歳)

【プロフィール】
IT企業で、企画・リサーチ・ライター・通訳翻訳などのお仕事をしながら、Qooppyのお仕事をしています。私自身、Qooppyに出会えたおかげで、クーピーちゃんになった愛犬はるちゃんと幸せな暮らしができているので、Qooppyの世界観を大切にしながら、多くの飼い主さまに寄り添ったサービスを提供したいです!そんな私の夢は、フルタイムQooppyです♪

Qooppyでお仕事をしたいと思ったのはなぜですか?

愛犬に訪れた数々の試練

愛犬のはるちゃんは11歳まで、特に大きな怪我や病気もなく、毎日楽しく暮らしていました。しかし12歳からの2年間は試練続きで、はるちゃんも私もすごく辛い年月を過ごしました。たくさんの大きな決断をしなければならず、心配なことだらけ。苦しむはるちゃんの隣で私にできるのは、寄り添い、無事を願い、見ていることだけです。何度も代わってあげたいと思いました。そんな状況で前向きな気持ちを持ち続けることは難しく、私の気持ちはどんどん沈んでいきました。

ネットの情報でさらに落ち込む

はるちゃんが今後どうなるのか不安で、何かしてあげられるのことはないのか知りたくて、私はインターネットで色々な情報を調べました。でも出てきたのは病気に関する客観的な情報と「かかりつけの獣医さんに相談してください。」というものばかり。もちろん、動物病院には行きます。そもそも通ってます。それでも何かしてあげたくて調べているのに…。
調べれば調べるほど、冷たくあしらわれているような気持ちになりました。そしてますます不安になりました。そんな私の気持ちは、きっとはるちゃんにも伝わっていたと思います。

そんな時に出会った同じ境遇の飼い主さん

それまで、Qooppyのことは知っていて、Instagramもフォローしていました。でも、毎日投稿を楽しみにしていたとかではなくて、なんとなく流し見するくらいの感じだったのです。ある日ふと、はるちゃんと同じような悩みを持つクーピーちゃんの投稿が目に入りました。私と同じような状況に置かれているのに、その飼い主さんはいろんなアイデアと前向きな姿勢で、愛犬の闘病生活に向き合っていました。飼い主さんもクーピーちゃんも、病気を抱えているとは思えないほど幸せいっぱいに暮らしている様子が伝わってきて、私は一気に視界が開けたように感じました。

世界が変わった瞬間

乏しい知識と狭い視野で、はるちゃんの状態を見つめることしかできなかった私は、その時初めてQooppyの優しい世界観と、Instagramで紹介されている飼い主さんたちの深い愛情を感じ取れたような気がします。みんな大変な闘病生活を過ごしているはずなのに、アイデアと心の持ちようでこんなにも変わるものなのかと、本当に目から鱗が落ちたような思いでした。
そこから私はQooppyのサイトにも興味を持ちました。記事を読んでみると、どの記事も飼い主さんとクーピーちゃんに寄り添って書かれていて、読み進めるうちに気持ちが楽になっていきました。すぐにでも実戦できる具体的なアイデアや、他の飼い主さんたちの工夫や経験などがわかりやすく紹介されていて、私とはるちゃんは心から救われた思いだったのです。

その後、無事困難を乗り越えたはるちゃんと私は、毎日一緒にうきうきハッピーに暮らしています。私が楽しいとはるちゃんも楽しいし、はるちゃんが楽しいと私も楽しいです。そんな経験があったので、Qooppyの募集を見つけた時は「ぜひやりたい!」の一心で応募しました。私の経験がどこかで、何かで、誰かの役に立てたら、誰かの心を支えられたら、と思いました。

Qooppyではどんなお仕事をしていますか?

記事制作のお仕事

私は主に記事の制作をしています。働く前は、「私に記事制作なんてできるのかな・・」と不安に思っていたのですが、実際に始めてみるとしっかりしたマニュアルと手厚いサポートがあり、些細な疑問にもきちんと対応していただけるので、安心してお仕事することができました。
たまに情報をうまく整理できなかったり、絶妙なニュアンスを伝えるいい言葉が思い浮かばなかったり、頭がぐるぐるすることもあるのですが、そのモヤモヤ感さえも楽しめています。
あまりに頭の中がごちゃごちゃしているときはアドバイスをもらったり、解説付きの例文を作ってもらったりして、いつの間にか頭の中が整理されてスッキリしていることが多いです。まだまだ力不足で申し訳ないと感じることも多いのですが、それ以上に楽しくて楽しくて仕方ない気持ちの方が強いです!

はるちゃんとの経験を糧に

辛かった2年間、私とはるちゃんは本当に色々な試練を一緒に乗り越えてきました。ごはんを食べてくれなかったこと、慣れない投薬の時間が毎回大変だったこと、筋力がどんどん落ちてしまったこと、腎臓病と診断されたこと、手術に際してたくさんの大きな決断をしなければならなかったこと。そうした辛い経験があったからこそ、同じような経験をされている飼い主さんの気持ちに寄り添った記事が書けると思うのです。今は記事を書くとき、ついはるちゃんのことと重ねすぎて、主観的になりすぎたり断定的になりがちだったりしてしまうのですが、日々訓練して少しでも多くの飼い主さまのお役に立てる記事をリリースしていきたいです。

特に好きなのは記事の入稿作業

どの仕事も楽しいのですが、私が特に好きなのは、記事に入れ込む写真を選ぶ仕事です。Qooppyでは、インターネットのフリー素材を使うことは滅多にありません。モデルになってくれたクーピーちゃんのInstagramから、お写真をお借りしています。もうみんな可愛くて可愛くて、見ているだけでニヤニヤしちゃって、もはや仕事という感覚はないです。一生懸命作った記事に、十匹十色な可愛いクーピーちゃん達が彩を添えてくれるのを見ると、さらにニヤニヤが止まらなくなります♡

何事も全力で拾いにいきたい!

記事制作の合間にも、色々なお仕事が振られてきます。どのお仕事も本当に楽しいし、大好きな犬に関わるお仕事ができるだけでものすごく幸せなので、時間が許す限りできるだけ積極的に引き受けていきたいと思っています。
この前も代表の竹田から「急ぎでこういうアイテムを探しているんだけど、誰か手伝ってくれませんか?」なんてメッセージが飛んできたので、すぐに色々調べて一心不乱に情報を送っていたら、メンバーの間で「野浦さんのリサーチ力がやばい」と、ちょっとした噂になりました(笑)。思うように時間が取れなかったり、睡魔との戦いに負けてしまったりして歯痒いのですが、気持ちはいつも全力でQooppyです!

Qooppyのお仕事はどのくらいの頻度でやっていますか?

日中はIT企業で働いているので、それが終わった夜の時間や土日祝日などでQooppyのお仕事をしています。日中の仕事でもありとあらゆる業務がふられてくるので、そこからさまざまな知識や経験、スキルを得て、私なりにQooppyの成長に貢献したいと考えています。
また、Qooppyは状況に応じて仕事量を調整してもらえるので無理なく続けられています。そして、いつも柔軟に対応してもらっている分、自分の手が空いている時は積極的にQooppyの仕事を拾っていきたいし、自分にできることはなんでもやりたいと考えています

Qooppyで働いてよかったことがあれば教えてください。

はるちゃんとの幸せな暮らしに直結する

よかったと思う瞬間はたくさんありますが、お仕事を通じてはるちゃんと過ごす時間がより豊かなものになったことは、何よりも嬉しいです。今まで、はるちゃんと一緒に新しいことに挑戦しようと思っても、はるちゃんの体調が不安でなかなか踏み出せないことも多かったのです。でも今は、お仕事を通じて、いろんな工夫やアイデアを知ることができます。「こんな風に工夫をしたらはるちゃんでもできそう!」という気づきのおかげで、今ははるちゃんと一緒に、無理なく色々なことを楽しめています。

編集メンバーとの出会い

それから、Qooppyの編集メンバーとの出会いも私にとっては宝物です。みんな愛犬のことをものすごく大切にしていて、世界中の犬が幸せになる未来を本気で願っています。その夢を実現するためのQooppyなので、みんなすごく前向きなんですよね。何もないところからそれぞれの得意分野やアイデアを持ち寄って、新しいプロジェクトがどんどん生まれていくので、毎日とても刺激的で楽しいです。
今はオンラインでしか話せていませんが、ほぼ毎日のようにslackでやりとりしていますし、月に一度の定例会でもたくさんお話しできているので、不便に思ったことはありません。むしろリモートでこんなに一体感を持ってみんなでお仕事できるのってすごいなって思います。早くコロナが落ち着いて、みんなで会える日を心待ちにしています。

Qooppyでやってみたいお仕事はありますか?

いつかクーピーちゃんのためのイベントを開催してみたいです。コロナが落ち着いてから、リアルな世界でクーピーちゃんが集まれるようなイベントでもいいですし、体調に不安があるクーピーちゃんも無理なく参加できる、オンラインイベントもいいなと思います。イベントの中でそれぞれのアイデアを共有したり、便利なアイテムを楽しめたり、飼い主さんもクーピーちゃんも無理なく楽しめる、優しいイベントができたらいいなと考え中です。

最後に、今後Qooppyをどのようにしていきたいですか?

飼い主さんとクーピーちゃんに寄り添うQooppyの世界観を、より多くの人へお届けできるようにしたいです。世の中にはまだまだ一人で辛い気持ちを抱えている飼い主さんや、決して幸せとは言えない犬たちがたくさんいると思います。Qooppyでの活動や発信を通して、1人でも多くの人たちに、そして1匹でも多くの犬たちに幸せで豊かな時間をお届けしたいです。
今後どんなにサービスが大きく成長しても、Qooppyの世界観や軸は絶対にぶれないように、飼い主さまとの関わりを大切に、初心を振り返りながら活動していけたらと思います。