榎田ほのか(29歳)
愛犬:ビビくん(2歳)

【プロフィール】
広告代理店で働きながら、空いた時間にQooppyのお仕事をしています。最近は早くQooppyの社員になりたくて、「どうすればQooppyが大きくなるのか」と考えることが増えました。

Qooppyでお仕事をしたいと思ったのはなぜですか?

愛犬ビビくんとの出会いをきっかけに、ペット関連の仕事に興味を持ち、色々探してみたのですが、出てくるのはペットショップかペット保険の会社ばかり。なかなかピンとくるお仕事を見つけることができませんでした。

「これだ!」っていうものに出会えるまでは、今の仕事をやりながらゆっくり探そうと考えていた時、Qooppyでメンバーを募集していると知りました。QooppyのInstagramは以前からよく見ていたのですが、そこで紹介されていた飼い主さんたちは本当に愛犬のことを大切にされていて、私はそんな飼い主さんたちのことをすごく尊敬していたので、「こんな素敵な飼い主さんに寄り添った仕事ができるなら絶対にやりたい!」と思い、迷わず応募しました。

Qooppyではどんな仕事をしていますか?

上手くいかなくて落ち込んだ記事執筆

最初に着手したのは、記事執筆のお仕事でした。私は文章を書くことが好きだったので、きっとスラスラ書けるだろうと思っていたのです。でも実際に記事にしようとすると思うように書けませんでした。たくさん修正が入ってやっと記事を入稿しようとしたら、今度はマニュアル通りにやっているはずなのに画像のトリミングがうまくできなくて…。フルリモートだからこそなかなか理解できない部分もあり、足を引っ張ってしまっているなと感じて落ち込んだこともありました。

そんなとき「榎田さんは一緒に暮らしているビビくんがまだ2歳だから、先にSNSの運営を通じてクーピーちゃんの暮らしをリアルに理解した方が記事を書きやすいかも。」と提案してもらい、SNSの運営を一部任せてもらうことになりました。

Twitterで見つけたQooppyの意義

Qooppyは現在、Instagram、Facebook、Twitter、3つのSNSを運用しています。Instagramはアカウント開設当初からわりと順調に成長していたらしいのですが、Twitterがなかなか成長しなくて、代表の竹田はすっかり諦めモードでした。

そこで私はまず、Twitterユーザーがどんな気持ちで動いているのか知るために、色々な投稿を調べてみました。すると、「愛犬が認知症になった」「介護がしんどい」「愛犬が亡くなった」というような、シニア犬との暮らしの負の部分に関する投稿がたくさん出てきたのです。

私は今まで、QooppyのサイトやInstagramの投稿を通じて、幸せなクーピーちゃんの暮らしばかり見ていたので、愛犬の老後に大きな不安を感じたことはありませんでした。どちらかというと「将来うちの子もこんな風になれたらいいな」なんてほんわか考えていたのですが、こうした投稿を見続けているうちに自分もネガティブな方に引っ張られて、愛犬が老いていくことが怖くなりました。そして私自身の気持ちもだんだん沈んでいきました。

そんな中、高齢になった愛犬への愛をひたすら呟いている、ひとりのユーザーさんに出会ったのです。可愛い愛犬の写真と一緒に、介護の喜びや愛犬への感謝の気持ちをツイートされていて、写真からも文章からも飼い主さんのあたたかい気持ちが伝わってきました。ネガティブな雰囲気に飲まれていた私にとって、それは一筋の光のように見えました。ちょっと大袈裟かもしれませんが、その時は本当にそんな風に思ったのです。

そして、「Qooppyがやりたいことってまさにこれじゃないか!!」と思いました。Twitterにも、愛犬と幸せなシニアライフを楽しんでいる飼い主さんはたくさんいます。そんな人たちに、Qooppyの幸せな世界観を届けてあげたい、将来への不安を少しでも和らげてあげたいと思いました。

Twitterの運営を任される

この気持ちを竹田にぶつけてみたところ、竹田はなぜかすごく喜んでくれて「よし、じゃあTwitter本格的にやってみよう!」と快諾してくれました。そして運営を私に任せてくれました。最終的な文章チェックと、たまに「こんなことしてみたらどうだろう?」というアドバイスはしてもらいましたが、基本的には自分で考えて、どうしたらTwitterのユーザーにQooppyの良さを理解してもらえるのか、試行錯誤しています。なので自分の投稿にリアクションがあったとき、反響が良かったときはすごくワクワクしました!

Qooppyのお仕事はどのくらいの頻度でやっていますか?

基本的には平日の日中、会社の中で作業をしていることが多いです。今働いている会社は時期によって仕事量にばらつきがあり、日中でも作業時間をとりやすいことが結構あります。そうした時間を利用してQooppyのお仕事をしています。

ただ、帰宅後と土日は愛犬のために時間を使いたいので、基本的にQooppyのお仕事はしていません。「いつもひとりでお留守番してくれているビビくんに全力で向き合いたいから」ということはメンバーにも伝えていて、みんな「ぜひそうしてあげて!!」と言ってくれるので、平日の日中がんばっている感じです。

日中の仕事が立て込んでいる時は、事前に伝えておくと仕事量を調節してもらえるので、無理なく続けられています。ただ、Twitterの投稿は毎日しないといけないので、絶対にやらないといけないことがある時は土日や帰宅後に作業することもあります。

Qooppyで働いてよかったことがあれば教えてください。

Qooppyの運営を通じて愛犬の健康を今まで以上に意識してあげられるようになりました。ビビくんはまだ若いですが、今から将来起こりうる病気や介護に対して覚悟が持てたことは、Qooppyで働くようになってからの一番の変化だと思います。今のうちからケアの習慣を身につけたり、生活環境を整えたりして、ビビくんの幸せな将来のために備えたいと思っています。

それから編集部のメンバーは私よりも飼い主歴が長く、とても話しやすいので、愛犬に関する悩みを気軽に相談できるのもすごく心強いです。私たちはいつもslackでやりとりをしているのですが、愛犬お留守番のことについて相談した時も、すぐに返信をもらえてとても助かりました。みんなとの会話や仕事を通じて便利グッズにも詳しくなって、「あ、これうちの子にも買ってあげよう」と思うアイテムにもたくさん出会えました。

Qooppyでやってみたいお仕事はありますか?

Qooppyには、画像を提供してくれる飼い主さんやアンバサダーとして協力してくださる飼い主さんがたくさんいます。みなさん本当に素敵な考えを持たれているので、いつかその人たちのインタビュー記事を書いてみたいです。

どんなに愛犬が可愛くても大切でも、正直介護に疲れてしまうことはあったと思います。そんな時、なにがきっかけで考え方が変わるようになったのか聞いてみたいです。その記事が同じ境遇で苦しんでいる方を救うきっかけになったり、若い愛犬と暮らしている飼い主さんの意識を変えるきっかけになれたら嬉しいです。

あとは今、QooppyのYouTubeチャンネルを作る計画が持ち上がっていて、そこでMCをさせてもらえるかもしれないので、それもすごく楽しみです!

最後に、今後Qooppyをどのようにしていきたいですか?

現時点でQooppyを見てくださっているのは、シニア犬と暮らしている飼い主さんが中心だと思うのですが、もっともっと幅広い人たちに知って頂きたいと思っています。パピー期はもちろんかわいいです。でもクーピーちゃんにはクーピーちゃんの良さがあるので、「シニアになってもこんなにかわいいんだぞ!」と飼い主さんが自信を持って表現できるような場所であり続けたいです。

そしてQooppyを通じて、「ペットをお迎えする」という行為がどれほどの責任を伴うものなのかを、多くの人に知ってほしいです。お迎えを決める前に一度立ち止まって、本当にその子を迎える環境が整っているのか、最後までその子と一緒に幸せに暮らせるのか、そのようにきちんと考えた人にお迎えしてもらえる、そんな世の中になるためのきっかけにQooppyがなれたら嬉しいです。